2017年一番良かった漫画は『ヒメゴト』

滑り込みセーフでこれだけは絶対今年中に記事に残したい……!

 

今年一番良かった漫画

峰浪りょう『ヒメゴト』(小学館)全8巻

ツイッターのプロモーションで何度も3巻まで無料試し読み!とあったので遠慮なく試し読みをしたところ、もう止まらない。無料分があっという間に終わり、以降有料。

既に完結している作品なので、思わず全巻単行本で購入し、一気に読んでしまいました。(電子書籍デビューはまたの機会に……)

ちなみに購入が12月28日で30日に読みました。なんという滑り込み。

 

ストーリー

19歳の大学生。

女の子になりきれない女の由樹と、女の子の格好をしたいカイトと、女の子であり続けたい未果子の、3すくみの関係がもどかしい。

由樹はカイトが好きで、カイトは未果子が好きで、未果子は由樹が好きで。

男っぽい格好をしている由樹は隠れて高校の制服を着て自慰をしている、女の子にモテるイケメンのカイトは女装趣味がある、清純お嬢様の未果子はセーラー姿で援助交際をしている、と三者三様に秘密を抱えている。

 

三角関係ではあるけれど、ただの恋煩いだけではなく、秘密の握りあいをしているせいで本当に3すくみ。火属性・水属性・木属性的な。

(途中まで三つどもえだなーと思っていましたが、作中で由樹が使用した「3すくみ」という単語がぴったりだと思うので使用します)

最初は女装するカイトと由樹、由樹を好きな未果子と由樹と、由樹中心の関係から、カイトと未果子が知り合うことで利害関係が生まれ、駆け引きが始まる。

読み手は全員の心情がわかるので、絡み合った糸を手繰るようなもどかしさで思わずページをめくるのが止まりません。

結末までぜひ読んで欲しいです。

 

私は最初から最後まで、未果子が大好きです。あのビジュアルはもちろん、カイトと同じ理由で未果子のことが好きです。

答えを見てから改めて思えば、ちゃんと想像できたなと思うのですが、未果子が好きすぎて家庭環境の想像ができなかったくらいです(考察する間もなくガンガン読み進めたのも数パーセントくらいありますが)。

私がおんなのこと向き合うときは、中2男子的な意識で向き合っているので、きっと現実に未果子がいれば本当に惚れると同時に、未果子の援助交際の秘密を知れば絶対に悪口言いふらして未果子を悪者にして自分を守ろうとするだろうな……と思うんですよね。かわいいおんなのこはそれだけで正義。(安直な言葉で〆)